コートボール
素材としての特徴
コートボールは、裏側は古紙を主原料としたグレー(ねずみ色)の層、表側は白いパルプ層で構成され、その上に白土(カオリン)のコーティングを施した「多層構造」の紙です。
- 表裏の機能分離
表面は印刷適性を高めるために白く滑らかに作られ、裏面は強度とコストを重視した素材が使われています。 - 高い剛性と厚み
板紙としての十分な硬さがあり、製品を保護し、箱としての形状を維持する能力に優れています。 - 良好な印刷適性
コーティング層があるため、インクが適度に定着し、発色も鮮やかで、グラフィックを多用するデザインに適しています。
紙(板紙)としての特徴
コートボールは「曲げ加工」や「成形」に強いため、立体的なパッケージング素材として重宝されます。
- 折れ線への追従性
ミシン目を入れたり、折れ線を加工したりすることで、シャープな箱の角を簡単に作ることができます。 - 加工の汎用性
打ち抜き、箔押し、ラミネート加工、ニス引きなどの後加工が容易であり、ブランドのロゴや質感を表現するパッケージ作りに最適です。 - コストと強度のバランス
段ボールほどのクッション性は不要だが、薄い紙では保護力が足りない場合に、最も経済的で信頼性の高い選択肢となります。
主な用途
- 一部自動車ボディのマスキングにも使用されている
- 製品梱包時の台紙
対応メーカー品
王子製紙
