分割形状のマスキング材の導入により、見切りライン品質向上と工数削減を実現!

| 製品カテゴリ | マスキング |
|---|---|
| 業界 | 自動車 |
| 機能性 | 耐熱・見切り・工数削減 |
| 導入効果 | タクトタイム短縮 |
| 素材 | 塩ビテープ |
| サイズ | 300×500㎜ |
| 加工方法 | 打ち抜き |
お客様の課題
自動車のバンパー部品における、塗装工程において課題を抱えておられました。対象製品の見切りラインが製品の上下の両面にあるため、従来の1枚もののマスキング材では貼り付け時にテープが無理に伸びてしまい直線精度が安定しないだけでなく、反発によってテープが「剥がれやすい」という密着性の問題が発生していました。
この問題を解消するため、形状を分割して曲面にも美しく、かつ確実に固定できる専用マスキング材の製作についてご相談をいただきました。
加工品の特徴

この事例の特徴は3分割構造の特注マスキング材である点です。見切りラインとなる上下の部分には、それぞれ形状に沿ったマスキング材を設計し、中央はロールテープを使うことで素早くマスキングを行うことができる3分割構造としております。
素材には、焼付塗装による160度の耐熱工程に対応する塩ビテープを選定しております。汎用的なロールテープをと、形状に合わせた特注の打ち抜き加工品を組み合わせることで、月間500セットの量産ラインに適合する仕様となっています。
提案のポイント

上下の見切りラインを極めてシャープに仕上げるため、現場での貼りやすさと定着性を最優先し、3分割の形状設計を提案しました。160度の焼付塗装の熱条件に適合する最適な材質を提案するとともに、現場の誰もが迷わず均一に作業を進められるよう、専用の作業手順書を作成しました。
これらにより、属人化を排除しつつ、剥がれや精度不良といった課題を解決し、見切り品質の向上と工数の削減を同時に達成しました。