塗装マスキング用糊殺しテープの導入により、タクトタイム短縮を実現!

| 製品カテゴリ | マスキング |
|---|---|
| 業界 | 自動車 |
| 機能性 | 塗装マスキング |
| 導入効果 | タクトタイム短縮 |
| 素材 | マスキングテープ+フィルム、紙、テープ |
| 加工方法 | ロール糊殺し加工 |
| 課題 | 作業性 |
お客様の課題
自動車業界のお客様より、ホイールアーチの内側に塗料が付着するのを防ぐためのマスキング工程についてご相談をいただきました 。現場では、生産ラインにおけるタクトタイムの短縮が強く求められていました。しかし、位置調整による貼り直しの際にテープが意図しない場所にベタベタとくっついてしまう点や、塗装完了後にマスキングテープを剥がす動作が重く時間を要してしまう点が、作業性を阻害する大きな課題となっていました。
加工品の特徴

当社からは、対象となるホイールアーチの形状が円弧になっている特性に着目し、粘着面をあえて狭く設計することで、アール部分への貼り付け時にもくっつきにくく、剥がしやすい操作性を実現する仕様をご提案しました 。マスキング材は、独自のロール糊殺し加工技術を施して製作いたしました。製品幅の中央部分にあらかじめ糊殺し加工を施して粘着面積を適正に減らすことで、現場での貼りやすさと剥がしやすさを格段に高めています 。 糊殺しに使用する素材はフィルム(PE、PP、PET)や紙、テープから対象の工程条件に合わせて選定可能ですが、本事例ではコストパフォーマンスを最優先し、安価なクラフト紙を採用しました 。ベースとなる粘着テープには、塗装後の糊残りがなく、浮きや隙間の生じにくい優れた耐熱性を持つ塗装専用のマスキングテープを選定しています。
提案のポイント

本事例においては、専用形状ではなく、ロール型のマスキング材を提案しております。これにより、あらかじめ金型を必要とする専用形状品を製作するよりもマスキング資材とトータルコストを安価に抑えられるため、優れたコストパフォーマンスを発揮します。現場の無駄な動作を省いて圧倒的な時短(タクトタイム短縮)を叶え、工程の省力化に直接貢献しました。