塗装不可部分を確実にマスキングする専用設計

| 製品カテゴリ | マスキング |
|---|---|
| 業界 | 自動車 |
| 機能性 | 耐熱・位置決め |
| 導入効果 | 品質向上 |
| 素材 | ポリオフィレン |
| サイズ | 50㎜ |
| 加工方法 | 打ち抜き |
お客様の課題
自動車業界のお客様より、部品の塗装工程についてご相談をいただきました。対象部品の「淵(ふち)の部分」は、後工程で別の部品がはまる(嵌合する)構造になっているため、塗料の付着を確実に防止しなければなりませんでした。しかし、市販のロールテープを用いて手作業で養生を行う手法では、複雑な形状に合わせる位置決めに膨大な時間がかかってしまい、生産性の向上を阻む大きなボトルネックとなっていました。
加工品の特徴

そこで、当社では、部品の淵を確実に保護し、かつ作業スピードを劇的に向上させるため、形状に正確に沿った切り込み入りのダイカットマスキング材を設計・提案しました。。本製品は、打ち抜き加工によって、対象物の形状にジャストフィットするよう精密に製作された50mm程の特注マスキング材です。基材には、塗装工程における熱条件にも十分に耐えうる、高品質な耐熱マスキングテープを選定しています。
最大の特長として、被着体にある複雑な段差へ隙間なく追従させるために、あらかじめ計算された切り込み(スリット)を入れる特殊加工を施しています。これにより、テープの浮きやシワの発生を抑え、塗料の侵入を確実に防ぐ仕様となっています。
提案のポイント
形状にジャストフィットする専用設計を施したことで、現場での煩わしい位置決め作業が非常に容易となり、作業者を選ばない工程の標準化(時短)を達成しました。これにより、塗料のはみ出しによる不具合を根絶し、製品の仕上がり品質の向上に大きく貢献しました。